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2020年 07月 01日
さて翌日。この旅行における「いわんやのいちばん長い午前中」が始まった。 「ローカル線から眺める絶景プロジェクト」のスタートは4時半に起きることだったけど いわんやは問題なく起きた。起きたトタンに昨夜からの深刻な心配事がよみがえった。 心配事があるとニンゲン早起きできるのだ。 2日前までは、その心配事って「ちゃんと早起きできるかな?」とか「タイ国鉄、時間通り 動いてくれるかな?」といったものだった。しかし前日ケンコーイに来てから急に新たな、 そして非常に深刻な心配事がもちあがった。 5時半の列車に乗るには夜明け前の真っ暗な中、例の淋しい一本道を駅まで歩くわけだけど、 問題はその道だ。その田舎道に野良犬がいっぱいいるのをいわんやは前日に知ってしまった。 昼間通った時は大体の野良犬が暑くてダラッとして歩行者のことなんて気にしないけど、 それでも吠え立ててくるバカ犬はいた。それが真っ暗な深夜となれば・・・。 ![]() 吠えられるだけならいい。万一噛みつかれたら一巻のオワリだ。 狂犬病リスクを考えればすぐ医者に行く必要があるが、朝5時の田舎じゃ医者もヘチマもあったもんじゃない。要するに噛まれても対処の方法がない。ううう・・いやだ。そんな 命に関わるリスク犯すくらいなら行くのヤメようか・・・と前日に考えたくらい。 しかし「何のためにここに来たのだ」と思うと、貧乏性のいわんやはヤメる勇気が出ない。 しょうがない。行こう。たった一人で、真っ暗な、田舎のこんな道を早足で歩く。 同じことは決してしないで欲しい。ノライヌに遭遇せずこの道を通り抜けるのは不可能。 イヌがいなくてもご婦人ならこんな夜道を歩くこと自体がチョー危険。絶対やめてね。 ![]() 暴漢や強盗に襲われることより、とにかくこの時はイヌがこわかった。 うあああ!2匹寝ていたイヌがいわんやに気づいて起きた!こ、こっち走って来る、ぎゃああ。ワンワン吠えたてて追っかけてくるよーー!!か、噛むな。吠えてもいいから噛むな。 こういう時は走らずに、無視して早足で歩き去るのがいいと思ってさらに歩を速める。 しかしイヌの鼻先(前足?)がいわんやのズボンの尻に触れる。ぎゃああ。この時は正直 生きた心地もしなかった。イヌのどの部位が触れたのか確認する余裕もなし。あの時の 「夜のイヌ恐怖」はこの旅行全日程を通じて最大の恐怖だったと今でも思う。 イヌ地獄を何とか通り抜け、まだ夜みたいなケンコーイ駅に無事到着した時、すでに いわんやは今日使うべきアドレナリンの大半を放出した気分になってたよ。はぁ・・はぁ・・ あー夜のイヌ恐怖こわすぎ。もう一度言いますが、良い子は絶対マネしないでね。 ![]() このとき時刻はまだ5時10分くらいだったと思うけど、それでも乗客がチラホラ。 とりあえず切符買おう。タラート・ラムナライまで1時間半乗って18バーツ(65円くらい)。 やっすうー。たぶん3等車しかない列車なんだろうな。 ![]() 発車前のホーム。5時ちょっと過ぎじゃまだ真っ暗。こんな時間にこんな田舎の駅で、 さらに深部ド田舎に行くためのローカル線を待つガイジン。物好きすぎないか? ![]() 2両編成の列車が来たんで早速乗り込む。思ってたより乗客いるじゃん。 ダム湖で窓から乗り出して写真撮影するのを想定し、いわんやは進行方向に向かって 右側の席を取った。準備怠りないのである。 ![]() しかし・・うーむ・・ボロい。これまで乗ったタイ国鉄のどの車両よりボロいかも。 まぁこの際ボロくてもいい。それより定時運行がんばってくれよな、タイ国鉄。 ![]() いわんやの願いが効いたのか、5時半にちゃんと列車は走り出した。始発時間だけは 厳密というタイ国鉄の評判はここでも立証されたのである。 ![]() あーようやく空が明るくなってきた・・ここまでは恐怖と不安に支配されてたが ようやく「朝焼けのダム湖を見る」という期待感が湧いてきたぜ。 ![]() 冒頭に「イヌ恐怖」という大きな危機があったが、何とか無事スルーした。 いわんやはドジ踏んでないし、タイ国鉄はちゃんと動いてる。計画は順調に進行してる。 計画を失敗させる決定的事象はこのあと明らかになるわけだが、それについては 次回更新で明らかにしたい(気、もたせるねー)。
by tohoiwanya2
| 2020-07-01 00:03
| 2019.08 ラオス・タイ旅行続き
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Comments(2)
野犬や野猿は怖いですよねー。あと、野鹿。結構、向こうがぬぼーってしているから、近距離になることがある。向かってはきませんが、あのツノが怖いっす。そう考えると東京っていいかも。
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>あと、野鹿。
Bきゅうさん: シカねーー。海外でシカに遭遇することってあんまりないけど、 奈良公園に行くと必ず寄ってくるシカは・・まぁあれはあんまりコワそうじゃないか(笑)。 コーン島でいっぱい見かけた水牛だって、おとなしいけど、オスの水牛に 突撃されたらツノに引っ掛けられるのは確実。考えてみたらコワい。 |
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