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2021年 11月 07日
府中で失敗や成功を繰り返してだんだん調子?がでてきたある日、変な散歩をした。 どうせいわんやの散歩なんて大概ヘンだが、今日は殊の外ヘンかも。というのは、 千代田区と中央区の境い目を歩くことが目的だったからだ。 たまたまある本で、神田から小伝馬町に続く細い水路が戦後しばらくまであって、 今そこは埋め立てられて道になってるんだけど、その道が両区の区境になってるという ことを知ったのだ。 ![]() 千代田区神田も中央区小伝馬町も、どっちもいわんやがかつて通勤した地だし、 神田勤務時代はしょっちゅう両区の区境をまたいで千代田区から中央区の本社に行った。 でもその間のドコに区境があるかなんて、考えたことなかったよなぁ。 よく知ってるエリアだけど、そこには気にしたことがなかった区境があり、しかも その区境はかつて川だったなんて・・これは歩いてみたくなるよ。なじみのある場所を 新たな視点で歩くのは楽しそうじゃん。 新旧の地図で見るとこうなる。江戸時代に画像左下の竜閑橋から始まってる水路が そのまま画像上半分の現在の地図では点線の区境になってるのがわかる。 (古地図withMapfanは便利すぎる!) ![]() というわけでさっそく行ってみた。出発地点は神田西口の先にある現在の竜閑橋交差点。 川も橋もないのに「○○橋」って地名が残っている場所って大抵の場合かつて水路があって 橋がかかってたってことが多いらしい。ココもまさにそのパターン。 ![]() でも竜閑橋交差点近くにはちっちゃい公園があって、そこにかつての橋の一部が展示されてる。 この橋は1926年に作られた時、日本初のコンクリート・トラス橋だったんだってよ。へええ。 いろんな場所にいろんな歴史がひそんでいるやのう。 ![]() そこから続く区境の道がこれ。写真左が千代田区、右が中央区だ。 周りにはもっと広い道路がいっぱいあるのに、こんな細い路地みたいな道が区境。それもコレも かつてここに水路があったからだ。やっぱ水が存在する場所って「こっちと向こう」っていう 分離意識が生まれやすいんだろうなぁ。 ![]() その細い区境の道をどんどん進むとすぐ神田駅の南のガードの下をくぐる。 ここも通ったことあるよなぁ。でもこんな細い道で千代田区と中央区が分かれているたぁ、 思いもしなかったぜ。 ![]() さらに進むと今川橋由来のプレートが。そうか、ここにもむかし橋があったわけか。 ここから中央通を少し北に行った交差点が今川橋交差点と呼ばれてるけど、元々の橋はここに あって、その橋の下を流れていたのが竜閑川だったってわけだ。 ![]() ![]() いろいろ感心しながら中央通りを渡る。ここは須田町の勤め先から親会社に行く時にいつも 歩いた通りだけど、ここが区境だったのかい。区境の道が細すぎるもんで中央通りをわたる 横断歩道すらない。重視してもらえない区境路地。 ![]() 少し離れた横断歩道を使ってさらに東へ。ちょっと住所を見てみよう。左を見ると千代田区。 ![]() 全く同じ地点で半回転すると中央区。ここが区境なんだから当然だが、こんな細い道の両側、 声をかければ届くようなご近所すぎる距離で区が違うってなんか不思議。 ![]() さらにまっすぐ進むと昭和通りにつきあたる。その手前にこんな小さな公園が。 ははぁ・・この看板には千代田区神田と中央区日本橋の両方が書かれている。まぁ今じゃ区が 違うけど神田・日本橋といやぁ昔はどっちもまさに江戸の中心。行政区分の垣根を越えて 竜閑川を偲びましょうってことか。ふむふむ。 ![]() これから散歩は昭和通りを越えてさらに進む。 もう大して見るトコはないかと思ってたら、最後にちょっと面白い場所にブチ当たることに なるので、この記事はもう1回続くのである。
by tohoiwanya2
| 2021-11-07 00:13
| さんぽ 2021
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Comments(2)
そりは、東洋のべにすと呼ばれた江戸のあるあるでございましょうな、御隠居。へえ、わしも親父から、子供頃は、つるまき川ってのが、組ざかいにあると聞きましてねえ、あっしが子供の自分には、なんの跡形もございませんでしたよ。しかし、うれしいですねえ。こうして、御隠居様が、府中の宿から、はるばる江戸へ足を伸ばしてくださるとは。これも、御隠居様が、交趾や呂宋へ出て行かれないからでございましょう。へえ。
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>つるまき川ってのが、組ざかいにあると聞きましてねえ
Bきゅうさん: ふふふ、おぬしのコメントを読んでさっそく調べてみたさ。弦巻川というんじゃのう。 文京区と豊島区の区境の一部に「弦巻通り」という道があるから、たぶんあの辺が 元は川だったに違いないようじゃ。 この散歩のあと、わしも「にわか区境マニア」になっていくつか区境を歩いたが こんど弦巻通りを歩いてみるのも面白そうじゃが、本当のところは暹羅や緬甸を散歩したいのじゃよ(笑)。 |
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