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2022年 01月 21日
小泉八雲記念館や小泉八雲旧宅、武家屋敷なんかがズラリと並ぶ塩見縄手(しおみなわて)は 松江城の北側の堀に面した一角で、松江観光に来た人なら必ず行くエリア。松江城の天守閣を 見た我々も城の中を突っ切って北上し、塩見縄手に向かった。 天守閣だけポツンと建ってる城なんてないから、おそらく昔は天守閣の北側にもいろんな 建物や塀や通路が入り組んでたんだと思うけど、今それらはすべて失われ、観光客用の通路と 森と、ところどころに石垣が残るだけ。つわものどもが夢のあと・・・。 ![]() 敷地内の池や堀にはカモさんたちが泳いでる。 ![]() こっちのカモさんトリオは寒いせいか3羽まったく同じポーズで収縮?して休憩中。 こんなポーズとったカモ、あんまり見たことないぜ。 ![]() 城内にはこんなものも残ってる。ギリギリ井戸?何スかそれ? 調べてみると「ギリギリ」っていうのは松江の方言で「つむじ」のことなんだと。ははぁ~・・ とするといわゆる「まいまいず井戸」みたいにウズ巻き状に土地を掘り下げてたところに井戸が あったんじゃないか? ![]() しかし解説を読んでみるとそうじゃないみたいだ。実際、土地形状は渦巻き状なんかには全然 なってない。「ちょうど城の中心にあるからつむじ」みたいな説もあるようだけど詳細は不明。 しかし本日の標題にあった「現実的なナゾ」とはコレのことではない。 実は松江城にはちょっとコワい伝説があって、それはこういうものだ。 ある場所の石垣だけがどう積み上げても完成直前に崩れ落ちてしまう。昔のことだから、 人柱を埋めようということになって、城下の盆踊りで一番美しくて踊りが上手な女の子を さらって生きたまま石垣の下に埋めてしまった(下の画像がその石垣ってわけじゃないよ)。 ![]() それで石垣は完成したけどその人柱の呪いか、その後城の近くで盆踊りがあるとまるで地震の ように城が鳴動するっていうんで、城下盆踊り禁止令が出たんだとか。現在でも松江市内の 一部ではこと御触れを守って夏に盆踊りやらないらしい。 ふーむ・・この話は果たして架空の伝説なのか、はたまた現実なのか。 「今でも盆踊りやらないところがある」って聞くと現実っぽいけど、それが松江市内の どの町内と明確に示した記述はどこにもない。やっぱ伝説か?よしんば現実だとしても、これは キレイな娘さんを無理矢理人柱にした方が悪い。城を建てたガワの自業自得だわな。 この人柱・盆踊り伝説を読んだのは旅行から戻ったあとだったけど、盆踊り→お祭りの連想で 一つ思い出したことがある。ナゾというのはこのことだ。松江市内を歩いてるとところどころ、 こういう字の書かれた大きな倉庫?があったんだよね。 ![]() これ、何だろうなぁ?ってトホ妻と話した。そもそもこの字、何て読むの? 小屋の大きさからすると、お祭りの時の山車をしまっておく場所のように思えるけど、 字が読めないから確かめようがない。上の伝説の話を読んだら、この読めない字のことを 思い出し、松江のお祭りに関連あるモノではないかと調べてみた。すぐわかった。 この鼕っていう字は「どう」って読むらしい。毎年の松江祭りの時に鼕行列っていうのが盛大に 開催されるようで、そこで使われる山車舞台を「鼕宮」、山車にセットされた太鼓を「鼕」って いうんだって。主要町内にはそれぞれ自慢の鼕宮があるみたいで、いわんやが見たのはそれを しまっとく倉庫だったんだ。なーるほど。だから市内あちこちで見かけたんだな。 ![]() ひとつナゾは解けた。読めなかった字の読み方もわかった。 この鼕行列、10月の第3日曜日に行われるってことらしいから、オレらが行った一月前くらいに 開催されたんだろう。うーむ・・ちょっと見たかった。 (上の画像は松江観光協会のものを拝借しております)
by tohoiwanya2
| 2022-01-21 00:01
| 2021.11 山陰旅行
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Comments(4)
鼓の下に冬、鼓と皷に似てるけど違う。
太鼓の鼓に冬でことうではない、合わせて一字でこんな漢字あるのですね。
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Bきゅうは、松江では、お茶菓子とか、ぼてぼて茶(ぶぶ茶?忘れた〜)とかに気を取られていた気がしますう。松江の若草って和菓子が好きですう。よーく考えたら、Bきゅうは、お城の歴史的背景とか、ちゃんと調べないで行ったかも〜。小泉八雲は調べてたー。
>合わせて一字でこんな漢字あるのですね
reikoさん: いや実は私も最初のこの字を見た時は「鼓」と「冬」をムリヤリ合体させた 一種の遊び文字というか、実際にはない字じゃないかと思ったくらい。 実際パソコンで「どう」で変換しても出てこない。記事の中の字は全部 松江観光協会にサイトにあった文字をコピペしてるんです(笑)。
>松江の若草って和菓子が好きですう
Bきゅうさん: 昔、松江の藩主に不昧公っていう茶人(というか茶道好きの殿様)がいたようで、 それ以来松江といえば茶道=和菓子が有名みたいで、実際和菓子屋さんは多かった。 しかし私は出雲そばには興味あっても和菓子には全然興味がないヤロウで、 結局和菓子はナニひとつ食わずじまい。こういう偏った嗜好もいかがなものか・・。 |
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