タイの制汗デオドラント商品たち

3連休（タイはね）でもあるし、今日はちょっと趣向を変えてタイの制汗デオドラント

製品について紹介したい。

世界どこの国に行っても「汗っかき選手権」じゃ負けないいわんや。東南アジアじゃ

いつも汗びしょびしょになるから、タイじゃ「汗問題」は重要だとわかっていた。

まぁ汗かくのは体質だから仕方ないとしても、問題はそれで汗臭くなることだ。
これが一人旅の旅行者ならまだいいけど、仮にもセンセイだ。生徒の書いたモノを

覗きこんで「ここはこう書くんだよ」なんて近づいて直すこともしょっちゅうある。

そんな時「臭い」なんてことになればユキ先生の評判ガタ落ちだ。

一応シャワーコロンみたいなのは持ってきたけど、こんなのすぐなくなる。それより
タイじゃ制汗剤とかデオドラント製品が発達してるっていうから、そっち方面の情報を
ちょっと調べてみた。
　
するとすげーたくさんあるんだワ。さすが暑い国。タイ人はこういうのマメにつけてる
らしい。確かにタイで汗臭かったり、体臭キツかったり、それを消すためにやたらに
香水臭かったりする人ってあんまり記憶にないんだよね。欧米なんかじゃ時々いるが。
面白そうなのでさっそくタイの制汗デオドラント製品を二つ買ってみた。
　

右のスプレータイプはCRYSTALで40バーツ。左の何だかわかんないのが「石タイプ」の

YOU&Iで39バーツ。どっちも150円ってところか。両方とも主成分はミョウバンだそうで

左はそのミョウバンの結晶石らしい。この結晶石を「アルム石」というんだって。

スプレーの方は使い方を説明するまでもないがアルム石の方は説明が必要だ。これはまず
水に濡らすんだと。15秒くらい待つとミョウバン成分が水に溶出する。それを身体に塗る。

石だからいくら塗ってもほとんど減らないらしい。シャワーのあとの濡れた身体に塗るのも

イイんだって。

　

効き目あるのかなぁ？さっそく使ってみることにした。

まぁスプレーの方はシュッと吹きかけるわけだから因果関係がわかりやすい。しかし石は？

ワキの下とかにこれをヌリヌリしても「効き目あんの？ほんとに？」って半信半疑。

で、どうだったのか？

結論から言うとまず「汗をとめる効果、発汗そのものを抑える効果はない」けど

「汗臭さを抑える効果はどうやらありそう」ということだ。

　
いわんやの場合ボタンダウンシャツの下に着る「汗吸い用」の綿の下着シャツが不可欠だが

そういうのは散々汗吸ったあと、数日分ためてから洗濯する。その数日間に発酵？して

臭くなるんだけどクンクンしてみるとそうでもないような・・・。スパンブリーに来て以来、

自分がどれだけ大量に発汗してるかは自分でよくわかってる。普通なら相当汗臭くなってる

はずだが、発汗量の割に服もカラダも汗臭くないような・・。

うーむ・・もしかするとタイの制汗デオドラント製品、さすがコンビニで売ってるくらい

普及してるだけあって、効果あるのかもしれない。このあとまだタイでは何十リットルも

汗かくことになるから、さらに検証データを蓄積したい。もし効果アリと確信したら、

どうせ安いんだから5～6個買って日本に持ち帰ろうと思う（笑）。