2023年 03月 19日
7月15日の朝が明けた。今日はこの町に来た最大の目的であるスポットをたっぷり観光し、 その次のスポットはサラリと観光し、早めにバンコクに移動してビールを飲む日だ(笑)。 まずホテルの朝メシで腹ごしらえ。ハート型目玉焼きが泣かせるぜ。 9時に迎えを頼んだタクシーが来た。やっぱり軽トラ改造ソンテウだった。これに乗って ペチャブリーで最も見たかったもの、というよりそれを見るためにここまで来たもの、 すなわちカオ・ルアン洞窟に向かうのである。 カオ・ルアン洞窟っていうのはその名が示す通り洞窟なんだけど、内部が瞑想用寺院になってる。 例の「王様と私」の王様であるラーマ4世がこの場所を好み、中にいろいろ仏像を置いたらしい。 だがこの洞窟の最大のウリは内部の仏像ではない。天井の一部に穴があいて外光が射し込むことだ。 太陽の光がナナメにうまく射し込んだ時の洞窟内部の神秘的な美しさはそれはもう大したもんで、 むかし写真を見た時から「あぁ一度ここに行きたいなぁ」と思ってたんだよ。バンコクから日帰り できなくはないけどちょっと厳しい。しかし現地1泊なら余裕だ。 問題は天気。曇ってたり雨だったりしてお日様が照らないとあの斜めの光は見られない。 時間は9時半くらいがいいという情報を読んでたので、9時に迎えの車を頼んだら、けっこう すぐ着いた。麓のお寺から乗り換える「専用ソンテウ」代が15バーツ、洞窟入場料は10バーツ。 洞窟に降りる階段を下ったのはまだ9時10分くらいじゃなかったかな? おおーー・・薄暗い洞窟内の寺院。なかなかのムード。しかし太陽の光は上の穴から照らしては いるけどナナメ光線は見られない。ちょっと早かったのか、それとも曇ってるのか・・。 まぁいい。もう少し洞窟内部を探検しよう。座ってる仏像や寝てる仏像その他大小の仏像があって 仏教的瞑想空間としては確かにステキ。 洞窟はけっこう奥の方まで広がってる。そこココに仏像が。外光が届かないこういう所はさすがに 内部照明が照らしてる。照明に照らされてるだけでもちょっと神秘的。 さて・・ナナメ光線は・・・んん?待てよ。日が当たってるあの場所がもっと下に移動してくると ナナメ光線が見られるのでは?どうせ時間はあるんだ。こうなったら待ちましょう。 内部を見るて写真撮るだけなら30分もあれば十分だろうけど、こっちのお目当ては太陽光線だ。 ボケーッと待ってるうちに(今回の旅行はコレが多かった)、お!ナナメ光線っぽくなってきた。 さっそくナナメ光線がよく見える位置に移動。おおおおー光が入ってきた入ってきた。 これですよコレ。これが見たかった。雨や曇りになるんじゃと心配したけど、太陽さんありがとう。 このナナメ光線に照らされた洞窟寺院という構図はまことに神秘的そのもので、最近ではタイでも 屈指のインスタ映えスポットとされてるらしい。うーん・・これが見たかったんだよ何年も前から。 いわんやの経験でいうと7月頃だと9時半よりもう少し遅く、10時近くが一番ナナメ光線がキレイ だったと思う。いずれにしても勝負は午前中。と考えるとバンコクからの日帰りでナナメ光線を 見るのはさらに厳しい。やっぱ1泊して翌朝に賭けるのがいいのではないかと思います。ほぼ 思惑どおりになっていわんやドヤ顔(これは出口近くで撮った写真)。 さて、今回の旅行最大のお目当てだって「ナナメ光線射し込むカオ・ルアン洞窟」は見た。 あとは軽くサラッともう1か所回って、バンコク移動といきましょうかね。
by tohoiwanya2
| 2023-03-19 22:01
| 2022~23 タイ派遣事業
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Comments(2)
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reikogogogo at 2023-03-20 09:40
わ〜此のペッチャブリー県の神秘的な洞窟、バンコクカラ往復7時間以上かかるというので諦めた洞窟です。
仏像の数も多くタイでは洞窟寺院も多い中、今日のブログでカオルアン洞窟を見て、諦めたの後悔! 所詮時間にゆとりのない旅、興味を持った国へ何度か足を運ぶには、個人旅行に限りますね。
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tohoiwanya2 at 2023-03-21 00:33
>往復7時間以上かかるというので諦めた洞窟です
reikogogogoさん: 今回判明したようにナナメ光線が射し込むのが午前中だとなると バンコクから日帰りは厳しいですねー。日帰りのツアーもあるみたいですけど それだとペッチャブリーに着くのは最速でも昼近く。ナナメ光線は見られない。 せっかく一時的にタイ在住者になったんだから、バンコクからは 行きづらい所を狙って行ってたような気がしますワタシ(笑)。 |
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