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2023年 05月 09日
実際見る前にワット・ノンブアの寺院壁画で知ってたのは例の本の表紙になったこの部分だけ。 どのくらいの規模の壁画かも知らなかったんだけど、行ってみたら堂内の内壁全部が壁画。 たちまち興奮して、内心キャーキャーいいながら見学しちまった。 ![]() おお、まさにあの本の表紙になってた絵だ。上に何か文字が書いてある。 何かの説話の場面で、説明キャプション付きってことなんだろう。 ![]() 全体の構成はワット・プーミンと同じく仏教関連説話みたいなものが散りばめられた絵なんだと思う。 アッチよりも傷みが激しいなんて情報もあって、確かに剥落してる部分もある。でも全体としてはきれいに残ってると思う。ワット・プーミンの方だって剥落箇所はけっこうあったし。 ![]() この辺は明らかに物語性がある。この王子様?とお姫様?が船に乗ってどこか遠くに行ってだね・・・ ![]() で、船にたくさんの(きっと)財宝を積んで戻ってくる。これはその積み荷おろしが盛大に 行われている港の様子だろうと思われる。仏教説話に詳しければ見ただけで「ああ、あの話」って わかるんだろうな、きっと。 ![]() それにしても・・だ。名前も伝わってないけどこのタイルー族の画工(と言われている)が描く 人物はつくづく魅力的。どれも同じような顔だけど、他の仏教画に比べるとキャラクターが 「立ってる」よね。ちょっとマンガ的ともいえるこの流し目はホント見てて飽きない。 ![]() こっちもキホン同じ顔なんだけど一番左にいるオッサンのニタッと笑った顔なんてどうよ。 口をサカサマ三角に描いて中に歯を描けばニタッと笑った顔になるというマンガのお約束そのもの。 こういうのは「仏教画=神聖なもの」的価値観で見れば下世話で品格に欠けるのかもしれないけど、 ナーンの二つの寺院壁画はそんな価値観なんて知らんもんねーって自由さがあって、だからこそ こんなに有名になったわけであり、いわんやをも魅了するわけだよな。 ![]() こっちは女の一人がヘビに襲われてるという、けっこう凄惨な場面っぽい。周囲の女たちも 笑ってはないし、手で顔を覆って泣いてる人もいるけど、ここでも「口がへの字=悩みや悲しみを 表わす」っていうマンガ的お約束が生きてる。そのわりにヘビに襲われてる本人はそんなに困って なさそうな表情ってところがオカシい(笑)。 ![]() もうとにかくこの人の描く顔がこうしていっぱいあるとそれだけで嬉しくなる。こういう一種の 群衆シーンでも人物の描き分けなんて知らんもんねー状態で同じ顔。キャプテン翼状態(笑)。 この顔なら居眠りしながらでも描けちゃう人だったんだろうな。![]() ワット・プーミンの壁画ン中じゃ「愛をささやく人」が断然有名だけど、このワット・ノンブアの 壁画ではこのカップルが一番有名みたい。このあと他の場所の壁にも模写が描かれていた。女性が 男性の方に極端に首を曲げてシナつくってるところが色っぽい。 ![]() 実は見るべきは壁画だけじゃないの。堂内にある展示ケースにはこんな下絵?も展示されてて、 これもまた大変興味深い。これを見ながら拡大して描いたのかな?ルネサンス絵画なんかだと 下絵を拡大して描く時はマス目を使ったはずだけど、ここじゃどうやったんだろうか。 ![]() いやー嬉しい。ナーン県に行ってもワット・ノンブアまで行くのはムリかも・・と当初は思って いただけに、こうして実物をジックリ鑑賞できて大満足っす。広くもない堂内をアッチ行き コッチ行きしては見とれて、1時間近くいたんじゃないかな。 ![]() 「こんな小っちぇお堂いつまで見てるんだアイツ」と西野監督がシビレを切らしてるかもしれん。 名残惜しいがそろそろ帰るか。この日は天気がメチャ良かったんだよね。空が青いぜ。 ![]() さて、それでは西野監督の車で再びナーンに戻って、今日2箇所めの行き先である ワット・プラタートカオノーイに向かいましょうかね。
by tohoiwanya2
| 2023-05-09 21:57
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