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いわんやブログ

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2023年 10月 02日

ハノイの少年理髪師

海外旅行の出発に合わせて髪を伸ばしておく海外床屋フェチ・いわんや。
暑い東南アジアではサッサと刈って涼しい頭になりたいから、到着日とかその翌日とか、
床屋は常に到着早々にこなすべきタスクになる。

ハノイ駅近くだから例の線路長屋の方に歩き出した。あの辺はごちゃごちゃしてたから
床屋の1軒くらいあるに違いないと考えたわけ。
 ハノイの少年理髪師_c0393255_22371088.jpg
 
ほどなく見つかったけど、値段表示もないし中じゃ店員がだらしなく寝てる。ここはよそう。
さらに行くともう1軒。値段表示もあってカットが5万だか6万ドン、洗髪付きだと10万ドン。
約600円。まぁここでいいか。

中に入ると大人と少年がいる。頭チョキチョキのジェスチャーでOK?って聞くとうなづく。
カットだけにしようかと思ったけどハノイの暑さで早くも体は汗でベトベト。その状態で
髪クズが体につくのもヤだから、この際洗髪までやってもらうことにした。
 ハノイの少年理髪師_c0393255_22263767.jpg
  
ここで驚いた。てっきりオトナの方が切るのかと思ったら少年が担当するようなのだ。
高校生か、ヘタしたら中学生に見える。理髪師免許持ってんの?まぁいいや。例によって
一番短いバリカンで左右と後ろ、上の方はもう少し長いバリカンで、と頼む。少年は実際に
バリカンのアタッチメントをオレに見せながら「これ?」って感じで確認してくれる。

あとは刈るだけ。ほとんど坊主刈りに近いアタマを希望するわけだからどこの国でもハサミ
なんてメッタに使わない。電気バリカン大活躍。それでもこの少年、クシと電気バリカンで
ごく微妙なカットも丁寧に進めていく。散髪テクニックはしっかりある。

大体刈り終わり、カミソリの刃を新しいのに替えてキワのあたりを処理。手慣れてる。
「ここもうちょっと短く」っていう注文にもしっかり対応。見かけは少年だけど仕事ぶりは
立派な理髪師ぶりだ。オヤジさんが仕込んだ成果か。別の席に移って仰向け方式の洗髪も
丁寧にやってくれてドライヤーかけて終了。
 ハノイの少年理髪師_c0393255_22422780.jpg
  
最後にちょっと店内の写真を撮らせてもらった(上の写真は店内で飼われてたワンコ)
タイもそうなんだけど、ベトナムの床屋もけっこう室内装飾に凝ってるね。ステッカーとか
壁飾りとか飾ってある。少年理髪師が「ほら、あれ、すごいでしょ」って指さした先の
時計?には驚いた。これ、実際にゆっくり歯車が動いてるんだよ。
 ハノイの少年理髪師_c0393255_22244598.jpg
 
たぶん父親と息子のコンビで息子は昼間学校行ってるはずだけど、ウチに帰るとこうして
イッパシの理髪師として家業に貢献。最初は「理髪師免許あるのか?」なんて思ったけど、
そんなモンがあろうがなかろうが立派なもんだ。
 ハノイの少年理髪師_c0393255_22261887.jpg
 
(おそらく)父親もまだけっこう若いよね。父ちゃんにすりゃ自慢の息子だろうな。
ハノイの少年理髪師のいる店。この店には後継者問題なんて存在しないのである。

 


by tohoiwanya2 | 2023-10-02 21:13 | 2023.08 ベト・タイ旅行 | Comments(2)
Commented by schnee_yuki88 at 2023-10-03 10:28
華人の間で言われているらしい"3本の刃"のことを何となく思いました、理髪・料理・服飾。どこでも食べてく事が出来る仕事ってやつで。いずれも生きていく上では必ず世話になるものですもんね〜。この子は今後きっと鋏(とバリカン)で、食べて行けますね。笑
Commented by tohoiwanya2 at 2023-10-04 22:25
>"3本の刃"のことを何となく思いました

yukixさん:
ほー・・それ、初めて知りました。面白いですねぇ、三本の刃かぁ。
今まであちこちの国の床屋行きましたけど、考えてみりゃ床屋のない国って
たぶん存在しないはずですもんねぇ。世界どこに放り出されても理髪技術を持ってれば
何とか食っていける・・・素晴らしい。


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