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いわんやブログ

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2024年 07月 31日

いわんやタイ語がんばる【鼻濁音編】

このシリーズ久しぶりだな。一応その後もチマチマとやってはいるんだよ、タイ語。

いわんやが生きたタイ語を練習する場所は相変わらずタイマッサージ屋だ。
教本を読めば文法は多少覚えられるけど、覚えたことをタイ人に通じるように発音できるか
どうかはタイ人施術者オバ(姉)さん相手にトライ。最初はたいてい失敗する。
いわんやタイ語がんばる【鼻濁音編】_c0393255_17444635.jpg
  
マッサージ屋では施術前に「お茶飲む?冷たいの?熱いの?」と聞かれるのが毎回のことで、
オレがかすかにタイ語を解するとわかってるから最近は「チャーローン?チャーイエン?」と
タイ語で聞いてくる。これまでは「あ、終わってから飲みます」と日本語で答えてた。

しかしソコをタイ語で言いたくなったので「〜の後で」はタイ語で何て言うかを調べた。
「〜の後で」はタイ語では หลัง=ラン と言うらしい。マッサージは นวด=ヌアッ(ト)
だから「ラン ヌアッ」で通じるはず。で、先日さっそく使ってみた。

とーころがこれが通じない。ダメ。ラン ヌアッ と何度言っても相手は首をかしげて
「たいご、ちがうよ・・」と戸惑うばかり。

しょうがないから降参して、「マッサージの後に」ってなんて言うの?と聞くと
「ああ、それは ラン ヌアッ

               おんなじやんか!!

だが恐ろしいことにこれが違うのだ、タイ人にとっては。
最初にオレが言った方の ラン ヌアッは ร้าน นวด
店のお姉さんが言った方の ラン ヌアッは หลัง นวด
いわんやタイ語がんばる【鼻濁音編】_c0393255_17445756.jpg
 
ラ行の子音が ร้ ลั で違う。これはRとLの違いとされることが多いけど、(たぶん)さらに
問題なのはタイ語で重要な末子音。前者のランが発音記号 n で終わるのに対し、後者のランは
ŋ つまり軟口蓋鼻濁音で、ノドを閉じるような感じで終わるのだ。その辺を意識せずに言った
オレの最初の発音は「マッサージ店」って連呼してたことになるのかも・・。

タイ文字は通常「ゴーグー(蛇のゴー)」とフリガナがつくけど、鼻濁音ガ行の子音だから
普通にガとかグとか発音しても通じない。ましてや鼻濁音で終わる単語ってのは日本人には難しい。
しかしタイ人はそういう(日本人には聞こえない)末子音を聞き分けてるらしいんだよねー。

鼻濁音は西日本では使われないって話はよく聞く。ユーミンが歌唱で鼻濁音を使ってないのも
有名(♩どんな〜 うんめい〜 が〜〜♩)だけど、実は鼻濁音そのものが近年は若い人の間で
衰退?しているという話もあって、研修前の新人アナウンサーで鼻濁音ができない人もけっこう
増えてるんだとか。鼻濁音に慣れない人はタイ語の ŋ に苦労するだろうなぁ。
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いわんやは東京生まれの古い世代なので鼻濁音を使う。「画家が漫画を描く」なんて言う時
最初の「画家の」だけが破裂音で、助詞の「」も「漫画の」も自然と鼻濁音になる。
やがてそういう話し方をする日本人は少数派になっていくのかもしれないが。
 
(ゴーグー)を使った代表的頻出単語が เงิน グン=お金 で、このグンも当然鼻濁音。
群馬県のグンで発音してもダメで、東日本の人なら「抜群」のグンで言うとたぶん通じるはず。
タイ派遣の最初の頃は発音がわかんなかったオレも今は一応言える。

(ゴーグー)発音むずかしいよー、เงินグン) とか」ってオレがいうとタイ人姉さん、
「あ、じょうず。にほんじん เงิน いえないひと多いのにじょうず」と、今度はホメてくれた。
おかげでどうにか体面を保つことができたいわんやなのでした(笑)。

(本日使用の画像はスパンブリー時代のきれいな夕暮れ風景ざます)

 


by tohoiwanya2 | 2024-07-31 21:59 | 私生活 | Comments(0)


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