マレーシア入国あたふた【タバコ編】

まだあんのかよ！マレーシア入国あたふた！・・・そう、あるんです。

最近あんまりタバコネタ書いてないけど、いわんやは相変わらずタバコを少し吸ってる。

昔は海外に行くと興味半分で現地のタバコ吸ったけど、最近は出発空港の免税店でいつもの

軽～いタバコを１カートン安く買い求め、それを行った先で吸い、余りは帰国後に吸う。

　

今回も成田の免税店で1㎎の軽いタバコを買った。レジで「搭乗券を」と言われて見せると

レジのお姉さんは「マレーシアにご出発ですね？」と確認し、何やら紙を見せてこう言う。
「マレーシアはタバコの持ち込みは全て課税されますが・・・」

ええッ？！そそそうなの？タバコ持ち込みは1カートン200本まで免税って国が多いから

そのつもりでいたけど、マレーシアはそんな免税枠ないんだ！示された紙にはしっかり

「マレーシア：タバコ持ち込みはぜんぶ課税」と書いてある。

しょうがないんで「あー・・じゃ、やめます。ごめんね」と言って購入中止。レジ姉さんも
そうするしかないですねって顔してた。マレーシアはタバコに厳しい国なんだー。
　
タバコ持ち込みの厳しさでは隣国シンガポールが有名みたいで、吸いかけは見逃してもらえる
けど、新品1カートンなんて持ち込んで、しかも「申告品ナシ」レーンに並んで発見されると
大変なことになるようだ。X線で絶対見逃さないらしい（パッケージの内側にある銀紙が
反応してバレるんだとか）。
　
そんなことを搭乗待ちの間にスマホで勉強しました（笑）。昔シンガポールに出張した時は

現地のタバコ買って吸ったけど、当時のブログ記事読むと、ホテルの部屋は「喫煙可」だった

みたいだし（覚えてない）、屋外に喫煙コーナーとかもあってみんな吸ってた。もっとも、

もう15年も前の話で、シンガポールも今よりずっとユルかったんだろう。

　
そして今回いわんやも「吸いかけの箱」だけをリュックに入れてマレーシアに入ったわけ。
空港で調べられたかって？いや全然。前回書いた「戸惑いの果てのスンナリ入国」のあとは

荷物回転寿司で自分のスーツケース取って、検査なんてないまま到着ロビーへ。もしオレが

1カートン持ってたとしてもスルリと入国できたんじゃないかと思われるが・・・。

でもマレーシアがタバコに厳しいのは間違いない。18才以下の国民はタバコ等の購入も販売も
ぜーんぶ禁止って法律も検討した（施行した？）みたいで、いずれ完全禁煙国家になる可能性は
十分ある。そんな国に行くわけ？酒もタバコもたしなむ不良老人のオレが・・（笑）。

だからってわけじゃないけど、KLにいる間いわんやはタバコを一本も吸わなかった。
町中に灰皿も喫煙所もないし（ま、当然だろうが）、何となくマレーシアに義理立てしないと
悪いみたいな気になっちゃってさ（笑）。吸ってる現地人は時々見かけたけどね。

しかしイポーでは吸いかけだった日本のタバコを吸った。マレーシアも地方都市になると

ユルくなるようで、ゴミ箱に灰皿がくっついてたし、吸い殻も落ちてた。それにイポーに行く

マレー鉄道が超大遅延しやがったから「マレーシアに義理立てすんのなんてヤメやめ！」って

気分になっちゃったもんで（笑）。

　
それでも結局イポーにいた2日間も数えるほどしか吸わなかったなぁ。
でもそのあとタイに入ると、現地のタバコ買って（スパンブリーでも吸ってたヤツ）
すぐに本来の不良老人に戻っちゃいました。