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2025年 07月 04日
ひー・・・金曜夜の日本語教室が終わったのと同時くらいに京王線で人身事故発生。 おかげで中河原から府中まで雨の中歩いて、雨より汗でびしょびしょだぜ。 まぁグチはよして、アユタヤ遺跡めぐりの皮切り、ワット・ラーチャブラナいってみよう。 この遺跡(っていうか元はお寺)は15世紀、アユタヤ王朝8代目の王様が王位継承争いで死んだ 二人の兄たちのために建てた寺らしい。うーむ・・ってことはだよ?その王様は自分が王位に就くために二人の兄を殺したってことか?で、その霊を弔うために寺を・・・とすれば、これは ある意味「タタリ封じ」のための寺? ![]() ・・というオレの想像は完全なる大ハズレ(笑)。 長男と次男が王位を争った末に何と相討ちで二人とも死んじゃって、三男が棚ボタ王位に。 で、死んだ二人の兄ちゃんのための寺を建てたということらしい。兄思いやねぇ。 ![]() ここは12年前にツアーで来た時には見なかった遺跡だけど、広大な敷地のそこらじゅうに 朽ち果てた仏塔や壁、首をチョン切られた仏像なんかがあって遺跡ムード満点。いいねぇ・・。 ![]() この遺跡のシンボルはこの巨大仏塔。こういうトウモロコシ型の仏塔をクメール式っていう。 クメール(カンボジア)遺跡のアンコールワットなんかの仏塔に確かにちょっと似てる。 アナタが東南アジアの遺跡に行ってこういうトウモロコシ型仏塔を見て「ああ、この仏塔は クメール式だ・・」と呟けば同行者はアナタを仏教遺跡の権威と勘違いするだろう(笑)。 ![]() この仏塔には途中まで階段で登れる。上から見た景色はこんな感じ。いやー・・遺跡気分だぜ。 もう一度ゆっくり来たいと思ってたアユタヤ遺跡、来られて嬉しいぜ。 ![]() こういうレンガ製仏塔を見て、いわんやはすぐ「こういうのスパンブリーにもあったよな」と 感じた。毎週ビール買いに行く道の右側にもこんな仏塔があったし、アパートから歩いて見に 行ったワット・プラシーラッタナーマハタートなんて今いるこの遺跡とそっくりだった。 ![]() それもそのはず。スパンブリーを舞台にした例の「クンチャーン・クンペーン」はアユタヤ朝 時代の話で、クンペーンはアユタヤ王に仕えてた。つまりスパンブリーは政治的にも文化的にも アユタヤ王朝と極めて近かったはず。似たようなレンガ作りの遺跡がスパンブリーにもゴロゴロ してたのは当然と言えば当然なのだ。アッチは誰も観光に来ないけど・・(笑)。 ![]() スパンブリーとアユタヤの歴史的つながりに思いを馳せながら広大なワット・ラーチャブラナを さまよってたらやけに嬉しくなってきた。遺跡見学はやっぱ自分で好きなように周るのがいい。 アユタヤ自転車ツアー、早くも気分はサイコーだぜ。 ![]() アユタヤ到着初日、ホテルに荷物置いてからまだ1時間くらいしか経ってないけど、いわんやは 久しぶりに自転車で遺跡めぐりするヨロコビが急速に高まってきた。もっと見よう。となれば 「見たかった中で一番遠くにある遺跡」まで足を伸ばしてやろうじゃないの。1日だけの愛車 孤独な兵士号にまたがって、さぁ次行くぞ(つづく)
by tohoiwanya2
| 2025-07-04 22:24
| 2025.04 タイ旅行
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