ソンクラーン前夜の静か〜なアユタヤ

朝はバンコクで目覚め、アユタヤまで鉄道移動し、到着するやすぐに自転車借りて

遺跡観光しまくってくたびれた4月12日も夜になった。

　　

明日から仏教正月なわけだから、今夜は言うなれば「仏教大晦日の夜」ってことになる。

どんな感じなのかちょっと夜の町の様子を見るか。どっちみちメシ食わなきゃならんし。

ウキウキ気分で「水かけ開始が待ちきれない」なんて連中がいるのかね？

しかし外に出てみるとそんなムードは皆無。明日に向けてホテル近くの通りじゃ

臨時？ビアホールの設営準備に追われてるから、明日からはこの辺賑やかになるに

違いないけど今日のところは客は入ってない。

　

市役所前だけじゃなく、この通りにもう一個ステージ建設してる。明日はビアホールに

客がワンサカ、ステージじゃバンド演奏って感じの騒々しい通りになるんだろうけど、

今日はドコもカシコもまだ準備中。

　

日本だと大晦日の夜ともなれば掃除もオセチ作りも大体終わり、コタツで紅白見たり

ソバ食ったりしてるけど、タイじゃ「間に合うのかい？」ってくらいぎりぎりまで

準備中なのは珍しくない。でも当日はタイ魔術で何とかなる（笑）。

タイでも12月31日には派手なカウントダウンイベントが多い。スパンブリーですら
タワーで豪華花火あがってたもんね。しかしアユタヤのソンクラーン前夜はごく静か。

地方都市だからってこともあるだろうけど、そもそも暦の上での新年と仏教正月とじゃ

“迎え方”が違うんだろうな。

　
まぁとりえずメシだメシ。
歩いてたら安そうなカオケーン（オカズぶっかけメシ）の屋台があったから入った。
母娘でやってる店みたいで、オレが行くと娘さんが「あらガイジンのお客さん」って
顔して笑う。屋台で晩メシ食う外人観光客なんていないんだろう。
　　
「これと、これと・・これは何？プラー（魚）？」って感じで3つオカズをチョイス。
全部で60バーツくらいじゃなかったかな。オカズはごはんに載せず小皿別盛り方式。
チキンはちょっと小さい骨があったけど、どれも美味しくてアッという間に完食。
　
メシ食い終わって、人通りも少なくて意外なほど静かな通りをボンヤリ眺めた。
ホントに明日はここで水かけなんてあるのかねぇ？でもカオケーン屋台のすぐワキの
市役所前じゃステージや照明の準備してたから、ソンクラーンイベントの会場に
なるはずで、すごく賑やかになるのは間違いないはずだが。
　　
意外なほど静かなソンクラーン前夜のアユタヤ中心街。かえって不気味（笑）。
結局このあと缶ビール買って、ビアホール設営準備中の通りを再び通ってホテルに
戻ったわけだが・・・

翌日の夜ココがどんだけスゴいことになるか、タイのソンクラーンに初めて来た

いわんやには、この時点では想像もつかないのでありました（笑）。