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いわんやブログ

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2025年 09月 12日

コーラスライン讃

アユタヤの話が大体終わったところで突然観劇ネタ。
昨日はものすごく久しぶりにミュージカルを観てきたんですよ。
ミュージカル鑑賞なんて歌舞伎より珍しい(笑)。演目はコーラスラインだ。
コーラスライン讃_c0393255_14420586.jpg
  
この作品には個人的にものすごい思い入れがある。
20代後半で初めて行った外国、ニューヨークのブロードウェイでこれを観たのだ。
いきなり舞台見ても英語のセリフがわからないだろうから事前に映画版で予習した。
映画版は「まぁまぁ」程度で、舞台にもそんなに期待はしてなかったんだが・・。
コーラスライン讃_c0393255_11082746.jpg
  
しかしブロードウェイで観たコーラスラインの舞台は素晴らしかった。
自分でも呆れるくらい感動して劇場を出ると、そこはまさに作品の舞台である
N.Y.の、ブロードウェイ劇場街の夜だ。ネオンきらめく歩道を歩きながら本場で
素晴らしいコーラスラインを見られた幸福感に酔った。
コーラスライン讃_c0393255_14565808.jpg
 
あまりに感動したんで、NY滞在中に名曲「ONE」の楽譜まで買っちまったんだよね。
英語の歌詞を読んで「あ、こういう内容なんだ」と思ってまたさらに感動しちまった。
あの曲はキリン一番搾りのCMソングじゃないんですよ(笑)。

ご存知の人もいるだろうけどあの作品では最後、オーディションに合格した者・落ちた者の
残酷な対比があって、その後全員でこの曲が歌われる。歌詞は「彼女:She」という一人の
ダンサーの素晴らしさを称賛する内容だ。しかしあの舞台を見れば、その歌詞が実は全ての
ステージダンサーをたたえる賛歌だってことがわかる。

For the girl is second best to none
直訳すれば「彼女は誰に対しても2番目ではない」。当然そこには「彼女こそが最高」って
いう賛美の思いが強く込められてる。だから「ONE」。そんな歌詞を知った上で見ると、
オーディションの合否に関係なく、全員が一列の「コーラスライン」になってこの曲を
歌い踊るラストによけい感動する。
コーラスライン讃_c0393255_23291601.jpg
 
いわんやはその後日本でも劇団四季のコーラスライン日本語版を観た。
そしてまた昨夜観た。コーラスラインだけすごい鑑賞歴だ(笑)。昨日の舞台は当然
ぜんぶ英語上演でしかも新演出版。「こんな場面観たことない」って箇所がけっこう
盛り込まれてた。

だがN.Y.で最初に観たコーラスラインの感動の記憶はあまりにも強い。
昨日の舞台は斬新ですごく良かったけど、やっぱ40年近く前にぶロードウェイで観た、
あの舞台こそがオレにとっては生涯「second best to none」なのは致し方ない。
コーラスライン讃_c0393255_23190030.jpg
 
コーラスラインは6,000回を超える大ロングラン記録を打ち立て、とうとう終演って時は
「あのコーラスラインついに千秋楽」って日本でも報道された。
 
その後ロングラン記録は「キャッツ」や「オペラ座の怪人」に抜かれ、コーラスラインも
だいぶ昔の作品になった。でもコーラスライン終演の時にNYの新聞が書いたという文言に
オレは深く同意するのである。「ラインは終わる、だがラインは永遠だ

(本日使用した画像は最後のヤツ以外は全部ネットからの拾い物。ちなみに、最後の
 カーテンコールは「ここから写真撮影OK」の許可が出てから撮ったんざますよ)

 


by tohoiwanya2 | 2025-09-12 21:42 | 私生活 | Comments(0)


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