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2025年 11月 06日

両親の思い出などを・・・

実はまだ葬儀が済んでないんス。
諸事情あって少し日ニチをあけたので、葬儀はこの週末なのでございます。2日とも
雨の心配はなさそうでよかった。高齢化社会=多死社会だから火葬場も混んでるらしい。

というわけで、いわんやは言うなればまだ服喪真っ最中。
おちゃらけ旅行記再開というわけにもいかないので、今ごろ天国で再会しているかもしれない
両親の思い出話などを。

2005年に二人をイスタンブールに連れてったのはちょうど彼らの金婚式記念だったんだよね。
オヤジ77歳、オフクロ76歳の時だ。オレは46歳だった。
両親の思い出などを・・・_c0393255_22132923.jpg
  
到着翌日からさっそくトプカピ宮殿だの地下宮殿(貯水池ね)だの精力的に見学しまくって
2万歩くらい歩いた。二人はけっこうケロリとしてたけど息子はグッタリ(笑)。

今でも恐ろしいと思うのはボスポラス海峡を遊覧船でクルーズした時で、着いた先は海峡の
北の出口に近いアナドル・ヒサリという城砦跡。ここで山のテッペンまで登るとはるか遠く
黒海をのぞむ絶景が見られるらしい。
両親の思い出などを・・・_c0393255_22135693.jpg
 
少し足が悪いオヤジは「下で待ってる」って言ったけどオフクロは「あたしも登る」ときた。
すっごい急坂を延々と登ってオレもトホ妻も暑さと疲労でフウフウ言ってるのに76歳の母が
オレらと同じペースで「あついわねー」とか言いながら一緒に登ってくるのにはたまげた。

下の写真がボスポラス海峡の北の出口、そしてその向こうに広がるのが黒海だ。
いま66歳のオレがもう一度あの暑さの中、あの山登れって言われたらちょっと自信がない。
すごいおバアさんだったと思うよホント。
両親の思い出などを・・・_c0393255_22122530.jpg
 
絶景をたっぷり堪能して下山する途中、そのオフクロのサンダルが壊れはじめた。
下に降りた頃は完全に壊れて、彼女は帰りの船の中でそれを針と糸で修理しはじめた(笑)。
そういう裁縫セットとかカバンに入れて常時持ち歩くんだね、おバアさんって。

しかしプラスチックのサンダルを糸でくっつけようたってムリな話。
当然、下船したら真っ先に港近くのマーケットで新しいサンダル買い与えましたよ。
両親の思い出などを・・・_c0393255_22150687.jpg
  
なんていうか・・母には一種の「鈍感力」みたいなものがあったような気がする。
オレみたいに心配性じゃないの。何とかなると思って、仮にそれが何とかならなくても
気に病まない。それが96まで長生きできた要因のひとつである可能性は高い。

オヤジは違うんだよね。オレに似て心配性(笑)。そのせいか、彼は母より12年も前に
死んでしまった。オレもせいぜいオヤジ並みかなぁ・・・母みたいに長生きできる自信は
到底ありませんです、はい。

 

by tohoiwanya2 | 2025-11-06 22:15 | 海外あれこれ | Comments(2)
Commented by Bきゅう at 2025-11-10 02:00
それはご愁傷様でした。ご両親をイスタンブールに連れていって差し上げてよかったですね。いわんや様もご苦労さまでした。うちも、ここ2年近く、いろいろ起っております。誰も寄る年並みには勝てませんよね。
Commented by tohoiwanya2 at 2025-11-10 18:22
>ご両親をイスタンブールに連れていって差し上げてよかったですね

Bきゅうさん:
Bきゅうさんが以前よくやってたみたいに、イスタンブールにいる間私はひたすらツアーガイド状態。
そういう私自身生まれて初めてのイスタンブールなのに(笑)。
オヤジは塩野七生の著作を読んでたもんだから影響されてて「オスマントルコが攻めてきた時に
金角湾を封鎖したクサリが見たい」なんて専門的?なリクエストをしてきてアタフタしたもんですが
ホント、あの時やっておいて良かった・・。


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