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2026年 03月 13日
マハーチャイ行くために列車に乗った始発駅はウォンウィエンヤイという駅だった。 その一つ先にタラートプールーという駅がある。一つ先だからまだ大都会バンコクの辺縁、 田舎とは程遠い市街地で人口密度も高い。 ![]() そういうトコにタイ国鉄のボロい単線線路があるとどうなるか?そう、いわんやの好きな 線路長屋が形成されやすいのだ。ハノイのトレインストリートみたいに、東南アジアの 線路長屋って大都市周辺(もしくは真っ只中)の古い線路のところにあることが多い。 このタラートプールーもそうで、雨がやんだから寄ってみることにした。 駅はこんな感じ。ホームが食堂街になってるあたりはウォンウィエンヤイ駅とよく似てる。 駅名は「プールー市場」って意味だからこの辺に大きな市場があるんだろうけど、すでに 駅そのものが市場的雰囲気を漂わせる。 ![]() ここから草ボウボウの線路沿いに歩いてみると・・おお、なんか線路長屋らしい雰囲気に なってきたぞ。 ![]() うーむ、まさに東南アジアの線路長屋。ここらの民家はみんな線路側に入口を作って出入り してるはずで、線路は完全に生活道路と化している。こういう風に鉄道に生活が侵食したと いうか、鉄道と生活の境界がない風景って楽しい。大昔は日本にもあった。 ![]() この辺に住んでるのは貧しい人たちに違いない。家だって土地建物の登記なんかとは 無縁で、ジイちゃんの代から(勝手に)住んでるだけって可能性も高い。でも漂う雰囲気は 殺伐とした感じは皆無でのどかそのもの。昔見たクロントゥーイ・スラムの線路長屋も こんなのどかな雰囲気に満ちてた。 家の(たぶん)玄関部分には線路に接してベンチまで置いてある。夕方頃になるとこの家の 痩せたジイさんがナニをするでもなく、このベンチに座ってのんびりと過ごすのかも。 バンコクにはこういう所がまだけっこう残ってるんだよねぇ。 ![]() ・・・ネコだ。バンコクでこんな感じの、古い家並みがギシッと集まったエリアを歩くと よくネコを見かける。特定の家で飼われてるっていうより「この辺一帯でエサをあげてる 地域共同ネコ」なのかもしれない。 遠景には超高層高級コンドミニアムの建物が見える。しかし近景はオンボロ線路長屋・・ 発展するバンコク、昔ながらのバンコク・・・。 ![]() この辺まで来ちゃったら、本数の少ないタイ国鉄にまたひと駅乗ってウォンウィエンヤイに 戻るのはかえって面倒。というわけでBTSのタラートプールー駅まで歩いて(同じ駅名でも かなり離れてる)、そこからスクンビットに戻ったのでありました。 #
by tohoiwanya2
| 2026-03-13 21:44
| 2025.10 ラオス・タイ旅行
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2026年 03月 11日
12年前に来た時も「なんかこの町すげぇな」と思ったマハーチャイ。あの時はメークロンに 行くので先を急いでたけど、今日はこの町の線路市場ぶりをゆっくり見学しながら渡し船の 乗り場に行ってみっか。 ![]() この町は基本的に漁港で、必然的に魚の加工工場なんかも多いらしい。そして、そういう所で 働いてるのは(以前は)ミャンマーからの出稼ぎが多かった。今、軍事政権下のミャンマーから タイに働きに来るのがどの程度難しく、あるいは簡単になったのか知らないけど、町の活況は 昔と変わらないから、それを支えるミャンマー人労働者は依然として多いんじゃないかな。 ![]() 当然そこらの店で売られてるものはほとんどが海産物。いやー・・こういう市場大好き。 ラップと発泡スチロールにくるまれず、生鮮食品がドサッと置かれてる東南アジアの市場、 見てるだけでウキウキしてくる🎵 ![]() ![]() 周辺が全て海産物市場みたいなこの町には独特の匂いがある。魚市場的な生臭さっていうより 「干物の匂い」に近い感じ。日本人ならあの干物の匂いかぐとアジか何かの干物焼いてガッと おマンマ食いたくなる。 ![]() なんて言ってるうちに渡し船乗り場。ここから対岸のバーンレムって町に渡って、さらに 1時間ぼろディーゼル列車に乗ると有名なメークロン市場だ。でも今日は対岸バーンレムを ちょっと見るくらいでいいなと思ってたら、ここで雨が降り出したんですよ。 すでに以前の記事に書いたマハーチャイでの超豪雨。まさかあそこまでひどい雨になると 思わず、最初のうちは素直に渡し船を待ってた。 ![]() それがどんどんヒドくなってくる。こりゃ対岸渡るのはムリか。コッチ岸観光だけにしとこう。 ってんでバタバタと駅近くの海産物屋密集地帯に走って戻った。この時点ではまださっきの 線路市場を列車が通る様子を動画に撮ろうなんて野心を抱いてたよ。 しかし雨はどんどんヒドくなる。雨宿りのテントから動けん。いやこりゃ参った・・。 しょうがないから雨宿りした魚屋の商品でも撮るか。うまそうなイカだ。 ![]() ![]() しばらく待ったけどやまない。っていうかひどくなる一方。もはや観光なんてムリ。 動画撮影どころじゃない。今この町でできそうなことといったら雨宿りだけだ(笑)。 というわけで駅までビショ濡れになって走って戻り、列車に駆け込んだわけ。 ![]() 濡れネズミになって列車に乗り込むと、開けっぱなしのドアの上からも水がびしゃびしゃ。 一応この駅には屋根がついてるけど、屋根も役に立たない雨かよ。 ![]() いま買ったばかりの切符がもう濡れちゃったよ。いやーーすごい雨だった。 ![]() こうしていわんやはホウホウの態でバンコク方面に戻るわけだけど、列車乗ってる間に 雨はやんだ。やんだとなりゃまた話は変わる。このあとオレは途中駅で降りてちょっと 寄り道観光するんだけど、その話は次回に。 #
by tohoiwanya2
| 2026-03-11 20:21
| 2025.10 ラオス・タイ旅行
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2026年 03月 09日
ホテル評価と同じく最後に固まらないように(←そういうこと気にする)バンコクネタを1つ。 バンコクじゃ到着翌日とそのまた翌日はほとんど休養してた。しかし夜行列車明けで疲れてた 到着当日はチェックインできる時間まで無理してマハーチャイに行ったのだ。 マハーチャイって実は2013年にちょこっとだけ行ってるんだよ。 「世界一危険な市場」として有名なメークロン市場を見に行く時、マハーチャイで乗り換えた。 あの時は目的地がもっと先だったからマハーチャイは通過しただけだったけど、面白そうな町で また行きたいと思ってたの。14時までの観光としてはちょっとだけ遠いマハーチャイ行きは 時間的にも手ごろ(下がメークロン市場。タイ政府観光局サイトの写真を拝借)。 ![]() 観光のスタート地点はタイ国鉄のウォンウィエンヤイ駅。 この駅からマハーチャイ→メークロンと鉄道で移動すると「生活が鉄道を侵食するサマ」が だんだん過激化していくのを見るような感じになる。メークロンが最も極端な形で、この ウォンウィエンヤイ駅が侵食度合いとしては最もマイルドなのだ、これでも。 ![]() この駅に最後に来てからもう10年以上たつけど、相変わらず駅のホームは屋台街兼食堂街。 変わってないなぁ。「線路長屋」なんてタグを作ってるくらいで、いわんやはこういうのが ムショウに好きなのだ。台湾の十分とか、ハノイのトレインストリートとかね。 ![]() 列車に乗り込むと開いたドアからすぐ下の道路の屋台が見える。実際、タイ人乗客なんて 「まだ時間あるな、ちょっと食い物買ってくるワ」って感じでドアから降りて屋台で買い物 してた。そういうニーズのためにホームと反対側のドア開けっ放しにしてるのかな? ![]() マハーチャイ行き列車は全て各駅停車で快速なんてない。で、約1時間でマハーチャイ駅到着。 初めて来たのは2013年だから12年ぶりってことになる。ここはウォンウィエンヤイ駅以上に 「生活が駅と鉄道を侵食」している。駅のホームだってこんな状況だし・・ ![]() これが外に出るとこのアリサマ。ちらっと線路が見えてるでしょ?メークロン市場は世界的に 有名になったけど、ここマハーチャイの駅前市場だってもう完全な「線路市場」なんだよね。 ![]() 野菜だナンだって商品を線路に並べちゃうもんね。列車が通過する時以外ここは市場なのだ。 1時間に1列車程度のウォンウィエンヤイ線だからできることで、山手線じゃできない芸当。 ![]() ねぇ、向こうに列車いるよ?いずれここ通るよ?そりゃまぁ列車が通過する時は野菜は どかすんだろうけど・・有名なメークロンだけじゃない。ここマハーチャイにも鉄道と 生活の闘争がある。そして勝つのは常に生活の方みたいだ、タイでは。 ![]() 夜行列車明けで疲れてたけど、マハーチャイの線路長屋っぷりを見たいわんやは嬉しくなって 元気も出てきた。それなら渡し船で川の対岸、バーンレムまで行ってみっか・・というわけで 話は次回に続くのである。 #
by tohoiwanya2
| 2026-03-09 10:19
| 2025.10 ラオス・タイ旅行
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2026年 03月 06日
あとになって溜まるとナンだから今のうちに少し書いちゃうか、ホテル評価。 今回の旅行ではラオスで3つ、タイで3つ「初めて泊まるホテル」を利用した。 2つずつ書くことにしてまずはヴィエンチャンとサワンナケートのホテルから。Mekon Riverside Hotel ホテル名で一目瞭然メコン川に近いホテル。ヴィエンチャンで泊まるなら夜市が賑やかな 川の近くがいいってことはわかってたのでここに決めた。1泊2,949円という安さ。 ![]() ホテル出て空港行くってわかってたから「朝食代コミ」のホテルはムダだったわけ。 立地・利便性★★★★★ ちょっと歩けば川でホテル前も夜市が賑やか。ホテル前のお寺はイルミネーションという 賑やかさ。近くにミニBIG Cがあって買い物も困らない。市街のお寺を見学するくらいなら 徒歩でも大丈夫(暑いけどね)だから観光にも便利。ま、大した観光地はないけど。 ![]() 部屋・設備★★★★☆ 安いから期待してなかったけど、マトモなホテルだったよ。バスルームも専用だし。 部屋には狭いながらもテラスがついてて、外をゆっくり眺めることもできる。これで1泊 3,000円なら御の字。 ![]() 問題はやっぱエレベーターがないことかな。重いスーツケースを抱えて2階のフロント、 3階の自室まで上り下りするのは危ない。しかしそれ以外じゃ問題なかったなぁ。 サービス★★★★☆ 翌朝早~く空港に行かなきゃならんってことをチェックインの時に頼んだ。するとこんな 小さい紙にパラッとメモ書いて渡してくれるだけ。大丈夫かい? ![]() でも翌朝は時間通りに例のワイルド美人姉さんが早起きして空港に送ってくれた。 立派なホテルとは程遠いけど必要な機能は揃ってたし、こっちのリクエストへの対応も チャンとやってくれたから、値段のわりにはすごくいいホテルだったと思うなぁ。 Savan Villa Hotel サワンナケートは旧市街のメコン川近くにはホテルが少ないんだけど、その中の1軒。 2泊で4,681だから1泊2,300円くらい。こちらもまたキョーイの安ホテル。 立地・利便性★★★☆☆ ホテルの前はおなじみの「茶色い道路」。見える範囲には仏具屋?みたいなのがあるだけ。 こりゃー不便かも・・と思ったけど、ひとつ向こうの通りに出ればお菓子や缶ビールを調達 できる小コンビニがあったし、メシ屋も多少はあった。それに、やっぱメコン川沿いの ナイトマーケットに気軽に行ける近さってのが助かる。 部屋★★★★☆ ここもエレベーターなかったけど部屋が1階だから助かった。ちゃんと専用バスルーム付きで wifiも使えたし、部屋自体は狭かったけど一人で使うには問題なし。 ![]() 低いテーブルしかなくて、PC使う時は床にしゃがむしかなかったとか、まぁ小さい問題は あったけど、いわんやの一人旅には十分っすよ。 ![]() サービス★★★☆☆ 実はこのホテル、貸出用自転車もあったんだよ。でもやけに本格的マウンテンバイク風。 タイヤは空気抜けてペコペコで(笑)、何年もの間誰一人借りてなかったに違いない。 で、ちょっと気が引けて別の店でオコジョ号を借りたわけ。 ![]() でもまぁ貸出用自転車もあるホテルなのは間違いない(笑)。値段は忘れたけど有料で、 借りればちゃんと空気を入れてくれるはず。使いたい方はぜひトライしてください。 #
by tohoiwanya2
| 2026-03-06 22:04
| 2025.10 ラオス・タイ旅行
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2026年 03月 04日
もう一つ、続きものじゃない平和な単発ネタいっちゃうか。 2年前にこんな記事を書いた。タイ仏教ではプラ・メートラニー様の人気が高い。 タイじゃ仏サマの次に人気のあるキャラクターかもしれない。 この偉大なる地母神トラニー様、タイだけじゃなくラオスでも人気があるようだ。 まぁどっちも同じ上座部仏教がさかんな仏教国なんだから同じ神サマが敬愛されても 驚くにはあたらない。サワンナケートじゃこんな立体版トラニー様が。 ![]() 左右対称で反対側にもいる。絵で見かけるトラニー様は下の画像みたいに左手を頭の上、 右手を後ろに回して髪をつかんでるってポーズっていうのがお約束みたいで、逆向きの絵って あまり記憶にない。 ![]() これはヴィエンチャンのお寺の壁画に描かれたトラニー様。やっぱ左手が頭上で右手が後ろ、 必ずこの向きだ。なかなか美人でセクシーなトラニー様でそれはまことに結構なんだけど オレがこの絵で衝撃的だと思ったのは後ろの連中だ。 ![]() 仏教説話では「瞑想しているお釈迦さまの周りに悪魔や鬼が現れ、修行のジャマをする。 そこにトラニー様が現れ、髪の束の先ッチョから噴出させた大洪水で鬼どもを押し流して 成敗しちゃう」・・というエピソードだったはずだ。だから後ろにいるのは流された 鬼や悪魔たちなんだろうけど、オレにはカッパ小僧の大群にしか見えない(笑)。 ヴィエンチャンのお寺には立体版もあった。しかしこれもイマイチ。 トラニー様のセクシーポーズの決め手、「のけぞり」がない。両手はお約束の位置に 置かれて髪の毛をつかんでるけど、グンッとのけぞってないとどうも・・しかもだよ、 このトラニー様の顔、もう少しカワイく・・っていうかせめて左右の目を同じ高さに 描けなかったのだろうか・・・。 ![]() かくのごとくラオスでもトラニー様は人気が高いわけだけど、メコン川を越えてタイに 入ればまたあちこちでその艶やかな姿を拝見できる。これはノンカイのお寺にいた トラニー様で、やっぱメートラニーといやぁこうやってグンとのけぞってなきゃ。 胸も露出してセクシー度高い。ただしこのトラニー様はなぜかお尻からシッポ?が 生えてるように見えるんだが・・・ ![]() 最後はバンコクのお寺で見つけたメートラニー。色がすごく鮮やかで褪色した様子が ないから、わりと近年描かれた壁画に違いない。やっぱり左手が頭の上、右手は後ろに 回して髪をつかんでる。 ![]() この絵ではまるで放水ホースみたいに髪の毛の先から洪水が噴出する様子、その洪水に 悪魔どもが流されていく様子も上手に描かれている。流される連中もヴエンチャンの カッパ小僧と違って(笑)、プロの仕事ぶりを感じさせてくれる。 ![]() タイ派遣の頃からお寺の仏教壁画見るのは好きだったけど、当時はお釈迦さま以外の 登場人物なんて誰も知らずに「うわーすげー」と思って見てただけだった。でもこうして プラ・メートラニーだけでも馴染み?になると絵を見て「お、いたいた」って感じで “知ってる顔”を発見できて、ちょっと楽しいですな。 #
by tohoiwanya2
| 2026-03-04 19:47
| 2025.10 ラオス・タイ旅行
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